桜建会の概要

本会は、大正11年(1922)日本大学高等工学校建築科の第1回卒業生誕生の時をもって発祥とし、今日まで80年の歴史と伝統のもと、理工学部建築学科、理工学部海洋建築工学科、生産工学部建築工学科、工学部建築学科、及び短期大学部建設学科の卒業生で構成され、会員数は延べ約6万名を数えております。

その目的は本学建築系卒業生の親睦と研鑚を図るとともに、学生を支援し、学内外を問わず会員の社会的発展に寄与することとしております。

これらの目的達成のため、時局にふさわしい講演会の開催や、5つの専門分野(計画系/構造系/海洋系/材料施工系/環境技術系)の研究会においての見学会、研究・講演会、懇談会等をそれぞれの分野にわたって年4~5回催し、会員相互のコミュニケーションを図っております。

また、在校生に対しては、桜建賞・斎藤賞・加藤賞の授与並びに3学部設計競技等を主催しており就職セミナー等を通してOBとの交流を図っております。

さらに、会誌「桜建会報」や建築トピックスを扱ったアカデミックレポート、会員名簿及びボランティア名簿を発行しております。「桜建会報」では、会員の動向や研究室活動、地域支部や職域支部の動向等の情報を随時掲載しております。

会長挨拶

    


桜門建築会新会長就任にあたって
変化する必要に迫られた社会への柔軟な対応


                   桜門建築会会長 
                       岩﨑俊治  


2020年度より斎藤前会長の後の日本大学桜門建築会会長を仰せつかりました岩﨑俊治です。思いもかけない会長就任となりましたが、約20年皆様に支えられながら桜建会の活動をしてきた縁と感じています。歴史と実績を重ねる桜建会の運営は重く受け止めていますが、変化していく時代を有意義に歩み続ける会を心がけ、桜建会の発展に貢献して行きたいと思います。 私が桜建会を初めて意識したのは、大学時代に小谷喬之助先生の研究室に入り、卒業設計 で桜建賞を取りたいと思った時でした。結果は全く無縁でしたが、強く印象に残っています。 就職においてはオイルショックの渦中で就職難、卒業設計を持参して設計事務所に行き、コンペ模型の制作アルバイトも経験し、やっとのことで設計事務所にお世話になる事が出来ました。設計事務所の7年間はオイルショックからバブルへの助走の期間でしたが、すぐに日影規制が始まり、新耐震への移行も経験しました。建築業界は建設・設計とも前向で活気があったのでしょう。その後会社を変わりバブルを迎えましたが、建築界の活況に恩恵を受けながらも違和感を持っていました。そしてバブル崩壊、その後の経済低迷期。リーマンショック、東京オリンピックの活況。日本大学の建築科の学生も卒業生もそれぞれの時を経験値として持っています。そして今、新型コロナウィルスという未知の経験の中に世界中が困窮しています。思いもかけず世界がグローバルになっている事を実感させられます。現在、学生も先生方も、企業の皆様も大変な思いをしていますが、なんとか終息に向かい正常な生活に戻れるよう願っています。 今、ウィルスのために新しい生活様式への変化が求められています。学校も企業も模索しながら新しい形態を整えていく事でしょう。桜建会もその変化に柔軟に対応していく必要を感じています。 桜建会は学生への情報提供と応援、先生方との協力、校友間の様々な交流。同じ学友としての思いを共有出来る貴重な会として、多くの学生と卒業生に会員になって頂き、建築業界に貴重なネットワークを構築していく事が重要と考えます。人間関係が希薄になりがちな今の社会にこそ、その存在と活動の期待は大きく、先輩方が培ってきた桜建会という器を常に魅力あるもとする事が私たちの役割と考えています。私は校友の会は基本として懇親が基本と考えていますが、桜建会においては建築におけるアカデミックな活動が一方の特質と考えます。そしてもし出来る事なら、社会人になりそれぞれの仕事が活発な時期にも、時々気に留めてもらえるような会になることが、難問ですがベストであると思います。 桜建会には平山善吉先生が会長の時に入会し、加藤幸三様、片桐正夫先生、岩井光男様、斎藤公男先生と5代の会長と共に活動をさせて頂きました。皆様それぞれ豊かな個性と魅力がありましたが、大変なご努力をされてきた事を近くで見てきましたので、責任の重さを感じています。ぜひ多くの方々と共に桜建会を盛り上げて行きたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


  
 岩﨑 俊治  Toshiharu Iwasaki    
1954年群馬県生まれ。77年日本大学理工学部建築学科卒業。 株式会社建築モード研究所入社。意匠設計業務。 主な作品に大東文化学園東松山キャンパスコンペ入選、 狛江市民総合体育館、東京都立多摩擁護学校体育館棟・プール棟など。 84年岩﨑電気工事株式会社入社。95年代表取締役社長就任現在に至る。 92年日本JCまちづくり系委員会副委員長、93年同室幹事。 現在東京商工会議所千代田支部副会長・建設部会長。 2014年度東京神田ロータリークラブ会長。



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